2024年05月01日

【ATTAC総会講演会】改悪された入管法 −6・10の施行を前に 抵抗の現場から(周香織さん)

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【ATTAC Japan(首都圏)総会講演会】
改悪された入管法−6・10の施行を前に 抵抗の現場から−
 
おはなし 周 香織さん(クルド人難民M さんを支援する会 事務局、クルド難民デニスさんとあゆむ会 共同代表)

日 時 2024年日(土) 14時〜16時30分  
場 所 文京シビックセンター 4階B会議室
    (最寄り駅 地下鉄「後楽園」、「春日」すぐ)
参加費 500円
主 催 ATTAC Japan(首都圏)http://attaction.seesaa.net/

 昨年の通常国会で「改正」された入管法。そこには2回難民申請が不認定になった人は、3回目以上の申請を続けていても強制送還の対象にするという、保護を求めた難民にとって恐るべき内容が盛り込まれています。

 日本は国連の難民条約に加入しており、難民が逃れてきた場合、保護する義務を負っている。しかし日本の難民認定率は極めて低く、国連からは数えきれないほどの勧告が出されているのです。

 法案の成立から1年。公布期間を終え、ついに6月10日から改悪された入管法が施行されようとしています。在日クルド人へのヘイトスピーチは急増し、SNS上にはかつてないほどのヘイトコメントが溢れかえっています。一方でヘイトに抗する人々の連帯も生まれつつあります。

 映像や写真を交えながら入管法の問題点を解説し、これから何が起きようとしているのか、私たちはどのように抗していくのか、実践に向けた提起と議論ができればと思います。ぜひ、ご参加ください。

◆周香織(しゅう・かおり)さん  市民グループ「クルド人難民M さんを支援する会」事務局。「クルド難民デニスさんとあゆむ会」共同代表。在日クルド難民の支援を20年続けながら入管・難民問題についての写真展や講演会を各地で開催。入管や難民、外国人の人権に関するニュースを収集し、日々SNSで発信中。著書に『入管問題とは何か』(共著、明石書店)。facebook: https://www.facebook.com/kaori.shu

◆「ATTAC」はAssociation for the Taxation of financial Transaction for the Aid of Citizens(市民を応援するための金融取引への課税を求めるアソシエーション)の略で、新自由主義グローバリゼーションや公共サービス民営化に反対し、民衆連帯のグローバリゼーションを通して投機マネーを規制する通貨取引税、不当債務の帳消し、システムチェンジを通じた気候変動対策を訴え、戦争も搾取もないもう一つの世界を目指す市民運動です。トレードマークの「%」マークは通貨取引税の税率から。
タグ:入管法
posted by attaction at 13:52 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする