
【attac cafe 2015-01-18】
パリ燃ゆ 〜 私はシャルリー・エブドではないが
日時 2015年1月18日(日)16:00〜18:00
場所 カフェ・ラバンデリア
新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F 地図
トーク
湯川順夫さん(翻訳家)
中村富美子さん(ジャーナリスト)
※入場は無料ですがワンドリンク以上のオーダーをお願いします。
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カルト・グループによる襲撃で犠牲になった風刺漫画誌「シャルリー・エブド」の編集長ステファン・シャルボニエ氏は、シャルブという名前で鋭い政治的風刺画を発表していました。シャルブが挿絵を担当した『マルクス[取扱説明書]』(ダニエル・ベンサイド著、つげ書房)の共訳者の湯川順夫さんと中村富美子さんに話を聞きます。「表現の自由」「イスラム嫌い」「国民的追悼」「社会的連帯」などの社会的争点も踏まえたトークを予定しています。トーク終了後の18時以降も引き続きラバンデリアさんのパレスチナ・ワイン等で交流を予定しています。ぜひご参加ください。
【参考1】『マルクス[取扱説明書]』の訳者あとがきから抜粋
「挿絵を描いているシャルブ(本名ステファヌ・シャルボニエ、1967〜 )は、辛辣な風刺で知られる漫画家であり、ジャーナリストである。2009年からは週刊誌『シャルリー・エブド』の編集責任者を務め、その挑発的な戯画と編集方針によって、フランス社会に表現の自由をめぐる論争を提供してやまない。政界、宗教界をも巻き込む論争はしばしば法廷闘争に発展し、2011年には編集部に火炎瓶が投げ込まれる事件も発生した。このため現在は24時間体制の身辺警護下にあるという。そのシャルブの諧謔に満ちた痛烈な挿絵は、ベンサイドの斬新で豊かな問題提起をより鮮明に印象づけるいきいきとしたイメージを読者に与えてくれる。こうして、ベンサイドのテキストとシャルブの挿絵が相乗効果を生み出しながらひとつに溶け合うことによって、本書は一個の見事な著作に仕上がっていると言えよう。」
「フランスのある新聞に、本書についてアラブ系の若い読者による次のような趣旨の書評が掲載されていた。自分は、これまでマルクスやマルクスに関する著作を何度か読もうと試みてきたが、途中で投げ出してしまった。だが、この本ははじめて読み通すことができて、マルクスがどのよう考えてきたのかその一端がわかった気がする、というのである。……読者はパラパラとページをめくってシャルブの風刺画の中で興味をひかれた章から読んでみるという読み方もできるだろう。」
【参考2】反資本主義新党(NPA)の声明
http://monsoon.doorblog.jp/archives/54310586.html
http://monsoon.doorblog.jp/archives/54310649.html
http://monsoon.doorblog.jp/archives/54313095.html
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