2013年07月25日

CTT部会からのお知らせ

秋の学習会に向けて、集まりませんか?

日時:8月12日(月) 18時〜
場所:attac首都圏 事務所
アクセス:http://chizuz.com/map/map134432.html
テーマ:秋の学習会のテキスト選定など
お問合せ:attac-jp[a]jca.apc.org
    ※[a]を@に変えてください

参院選が終わり、99%の人々にとってますます厳しい時代に入ろうとしています。こういう時こそ、足元をしっかり固めて、巻き返しの機会を窺うべきでしょう。

TPPが喫緊のテーマとして報道されるようになってきましたが、アベノミクスのツケが「国債危機(ソブリンリスク)」として迫ってきているし、「消費税増税」は時間の問題です。一方、EUにおける「金融取引税の導入」によって、金融危機に対するその有効性が試されようとしています。

CTT部会として追究すべきテーマは盛りだくさんですが、今回は下記の3冊の書籍を紹介します。異なる視点から別な書籍をお薦めの方も大歓迎です。特に準備はいりません。お気軽にご参加ください。

CTT部会学習会テキスト案

『国債がわかる本 政府保証の金融ビジネスと債務危機』
 山田博文/大月書店/1500+税/149頁/2013.5.31
 ・巨大国債市場が出現、投機市場化し、金融機関、投資家に
  巨額の売買差益を提供し続けている。
 ・租税制度は、国債制度の補完物と化す。
 ・日銀信用に依存した国債発行システムの歴史的変遷にも言及
 ・“日銀の政府への納付金の減少→国の税外収入の減少”に関しては、
   以前稲垣さんがコメントしていた
 ・「債務大国からの脱却」にあまり紙面が割かれていない。

『私たちはなぜ税金を納めるのか  租税の経済思想史』
 諸富徹/新潮選書/1400+税/302頁/2013.5.25
 ・欧米3カ国(英・独・米)の税制度の特徴を歴史的背景をもとに概観。
 ・大局的な視点を提供している
 ・EUの金融取引税の導入には高い評価を与えている。
 ・第5章「世界税制史の一里塚」では金融取引税やトービン税を扱い、
  第6章「近未来の税制」グローバルタックスの可能性にも言及。
  終章では「課税権力は、国境を超えられるか」を提起

『経済ジェノサイド  フリードマンと世界経済の半世紀』
 中山智香子/平凡社新書/840+税/289頁/2013.1.15
 ・ショック・ドクトリン批判。
 ・新自由主義の歴史を原点からたどり、フリードマンの思想が
  力を持ち得た理由や背景を詳しく解き明かす。
 ・アンチネオリベのアンドレ・グンダー・フランクの活動にも
  スポットライトを当てている
 ・経済思想的には、フマニタスとアントロポスの
  対立構造を介して、経済をとらえ直す
 ・アカデミックな内容なので、章毎に映画の紹介をして、
  堅さを緩和しようと工夫
posted by attaction at 13:51 | 通貨取引税(トービン税)、金融 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする