2013年05月30日

世界社会フォーラム債務問題総会宣言文

世界社会フォーラム債務問題総会宣言文
(2013年29日、チュニス)


債務は、15世紀以降歴史的に、略奪、征服、支配そしてそこに住む人々と伝統を貶め破壊する植民地支配の主要な手段であった。

グローバル・サウスが負う債務の数倍もの額がすでに支払われてきた。この債務支払いを通して、 南に北においても、資本が享受する富、資本が利用する資源と労働力が生み出されてきた。

債務は、債務国のエリートとの共謀の元に、海外からの介入、特に財政政策への介入の口実として利用されている。これによって債務国の主権は侵害され、またその民衆は貧窮化し、彼らの経済的・社会的権利が耐え難いレベルにまで奪われている。

多国籍企業と工業先進国の活動により、気候と生態系のバランスに取り返しのつかない変化が起こっている。これは多国籍企業・工業先進国が負う環境債務である。この環境の激変で人類全体が蒙る被害に対し、これらの国々は賠償義務を負う。

債務漬けに陥らせるメカニズムは、世界中どこにおいても、特に女性の生活状況の更なる悪化を招いている。債務は女性たちの経済的自立を損なわせ、彼女たちの社会的・政治的解放を阻害する主要因となっている。

以上、すべてを踏まえ

私たち、闘士トーマス・サンカラに学び、奴隷制と債務のくびきから人々を解放するために闘う団体、社会運動はここに高らかに宣言する。

アラブ圏ならびにマグレブ圏の民衆の、自分たちの運命を自分たちの手に取り戻し、自分たちの希望をそれぞれの状況に応じて、自由に、かつ尊厳ある形で解き放つための闘いの再燃を支持する。

我々は、世界のいたるところで進んでいる債務のくびきから人々を解放するすべての闘いを強力かつ断固として支持する。

世界中で進んでいる緊縮財政政策を拒絶する。

不公正債務を洗い出し、無条件に帳消しをするための、すべての市民主導の債務監査を支持する。

女性が「債権者」たる社会的債務を考慮に入れた、フェミニスト主導の監査を呼びかける。

すべての債務スワップ、債務転換策を拒絶する。それは不公正債務をロンダリングする手立てであると考える。

我々は、チュニジア、ならびに世界中での債務監査の結果を政策に反映させることに対するすべての圧力、妨害を強く非難する。

借りなどない!支払わない!


宣言文 呼びかけ団体(アルファベット順)
ACET (Auditons les Créances Européennes envers la Tunisie)
CADTM International (Comité pour l’Annulation de la dette du tiers monde)
JUBILE SUD AMERIQUES
LATINDADD
Plataforma Ciudadana por la Auditoría de la Deuda (PACD), Estado español
Popular Campaign to Drop Egypt’s Debt
SUD BPCE

原文
http://cadtm.org/Declaration-of-the-Assembly-on

posted by attaction at 09:35 | 貿易、債務、貧困 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする