
-----(以下、情報転載)--------
9月19日、20日の二日間、シンガポールでIMF・世銀の秋季総会が開催されます。世界社会フォーラムやWTO総会のNGO側アクションには日本からも参加者が増えていっていますが、IMF・世銀総会へのNGOの行動にはそんなに日本人の参加は多くないように思います。今年は3年に一度の海外での開催年(いつもはワシントンDC)、しかもシンガポール!ということで、ちょっと情報を流してみようと思います。もし、これを読んで「行ってみようかな」と思う人が一人でも出てくれたらいいなと思います。
これまでの流れが更に強まり「公式会場のそばに行ける、認められたNGO」と「外様NGO」の峻別が進むようです。シンガポールはもともと4人以上が野外で集会をするには許可がいるそうですが、特に11日から20日は一切の屋外集会禁止を警察が発表しています。一方、IMF・世銀のCSOアクティビティに登録した団体は、用意された会場でワークショップを開いたりできるとのことです。「公式」側のCSO登録の締め切りはなんと!8月4日までです。
http://www.imf.org/external/am/2006/index.htm
からInformation for CSOsというところをクリックし、accreditation
systemというところを更にクリックし、更にaccount request formをクリックします。
かなり面倒くさい。
しかも、登録「依頼」をすると、「別メールを送りますから、それに返事をしたら最終的な登録です」ということで、登録依頼をしたら必ず登録されるということでもないようです。でも、いったん登録されると、ホテルの手配まで頼めばこの総会のCSO担当がしてくれるそうで、ちょっと気持ち悪かったりする。
「公式」側でのCSOアクティビティは14日から20日ですが、まだあまり登録されていないようです。
一方、反グローバリゼーションの運動の側の対抗集会ですが、15日から17日、シンガポール対岸のインドネシア、バタン島で世界社会フォーラム式の国際民衆フォーラムを開催するそうです。ご存じのように、盛り上がるかどうかは参加者の積極性次第です。世界社会フォーラムのように、参加団体がセミナーやワークショップを開くことができます。私たち(ジュビQ)からも数人参加します。セミナーやワークショップまでは準備ができないんですが、ブースを一つ立てて、情報交換の場所にしようと思ってるし、できれば日本からの情報発信の場所にしたいと思っています。他にも参加しようと思っている方がいたら、ぜひ、協力してなんかしましょう。
団体参加、個人参加、両方とも登録が必要です。参加希望の方や、なにかしようかなと思う団体(フィルム上映など、すでに英語字幕があるものは意外と簡単にできるかも)はIPFregister@...に連絡して、登録用紙を送ってもらうか、私からDMしてもいいので連絡ください。
下に参加募集要項を訳したので、下に貼り付けます。
(シンガポールビザは日本人は3ヶ月内観光は不要、インドネシアビザは着いた先(バタン島)で取れるので、ここではビザ情報は省きました)
大倉純子
=================
参加者/団体募集!
国際民衆フォーラム 対 IMF/世界銀行
2006年9月15日ー17日、インドネシア・バタン島、シンガポール
===========================
共催:INFID Indonesia, Freedom from Debt Coalition Philippines, Jubilee
South Asia/Pacific Movement on Debt and Development (JS APMDD), Africa
Jubilee South, Jubilee South Americas, KAU Indonesia, Migrant Forum in
Asia (MFA), Focus on the Global South, Forum Asia, GCAP Asia, South
Asia Alliance for Poverty Eradication (SAAPE), LDC Watch, La Via
Campesina, Solidarity Africa Network, Southern Africa Peoples
Solidarity Network, African Forum on Debt and Development, 50 Years is
Enough Network, Jubilee USA Network, European Network on Debt and
Development (EURODAD), Bretton Woods Project (BWP), Bank Information
Center (BIC), Committee for the Abolition of Third World Debt (CADTM),
NGO Forum on the ADB, Social Watch International, Action Aid
International, Friends of the Earth International, Greenpeace,
International Gender and Trade Network International (IGTN), Oilwatch
International, Oil Change International, Development GAP, Networkers South-North, Campagna per la Riforma della Banca Mondiale (CRBM), Si Ala Vida No Alas IFIs, Southern Peoples Ecological Debt Creditors
Alliance (SPEDCA) and more…..
2006年9月19日、20日、シンガポールでIMF、世界銀行の年次総会が開かれます。新自由主義政策への抵抗の精神と経済的な支配に対抗する世界中の人々の闘いの歴史をふまえ、アジアの社会運動は、国際的なネットワーク、社会運動、様々なキャンペーン、NGOと共にIMF/世界銀行に対抗する国際民衆フォーラムを9月15日から17日まで開催します。このフォーラムは、IMF/世銀の果たしている役割や政策、その影響に対する批判や有効なオルタナティヴを様々なイベントやアクションで表現しようというものです。
あなたもぜひ、世界の各地域から集まった活動家や社会運動との、情報交換 兼 学び 兼 ネットワーク作り 兼 戦略作り 兼 対抗アクションの場に参加してください。
■イベントとアクティビティ
【午前中ー全体会】
午前中は、IMF/世銀の果たしている役割や政策、その影響に関するテーマで、最大2カ所同時に全体会が開催されます(例えば、不当な債務とIMF/世銀)。フォーラムの主催団体がこの全体会をコーディネートしますが、国際的なスピーカーを招いての講演や、オープンディスカッションも行われる予定で
す。
全体会の時間区分
◎8:45−10:45
◎11:00−1:00
【午後ーセミナー、ワークショップ、会議】
午後には参加団体や運動が積極的にセミナー、ワークショップ、戦略会議を開催してくれるよう要望します。IPFは30人から150人収容の会場、音響設備、少なくとも一つのアジアの言語(インドネシア語)への通訳を提供し、また、広報をお手伝いします。主催者側は現在通訳サービスをタイ語と韓国語でも提供できるよう手配中です。
【午後の活動の時間区分】
◎ 2:00ー4;15
◎ 4:30ー6:45
初日(15日)の午後はもっぱらインドネシアに関する問題のセミナー、ワークショップ、会議に充てられます。最大、4カ所で同時にセミナー、ワークショップ、会議が開催できるよう手配します。
【晩ーカルチュラル・イベント、マルチメディア・イベント】
最初の晩(15日)には実行委員会主催のカルチュラル・イベントが開催されます。参加団体はぜひ、コンサート、ダンス、劇、フィルム上映などのイベントを実施することができます。
晩のイベントの時間区分は
◎ 6:45−8:15
◎8:30−10:00
◎対抗アクションーIPF主催のマーチ/集会が18日午前中に行われます。他の参加団体もIPF会場、あるいはシンガポールで自由に対抗アクションを開催してください。
◎特別行事ー特別の一日行事(例えば貧困と債務に関するアジア民衆法廷)が組み込まれる可能性があります。また、参加団体は、フォーラムサイトで展示を行うことができます。
◎ブースと書籍展示販売ー参加団体は書籍展示販売の場所やブースを設置することができます。
◎イベント/アクションは現地で活動するグループの協力で、シンガポールでも開催できます
・ビザ取得のためにー必要な方には招聘状を発行します。
・飛行機の手配、宿泊、食事参加者は参加に必要な交通費、宿泊、食費を負担する必要があります。
バタン島に行くには二通りの方法があります。
◎シンガポールからフェリーでバタン島へ
◎ジャカルタ経由でバタン島で
シンガポール経由の方が一般的にずっと安く済みますが、最低2回、シンガポールのビザがいります(日本国籍の場合、観光目的は3ヶ月以内はビザ不要:訳注)。ジャカルタルートは最初はシンガポールビザはいりませんが、シンガポールで行われるイベントに行きたい時は必要になりますし、インドネシアへの複 次ビザを取るか、入国時にビザを取る必要があります(バタン港で取れます)。
参加者はバタン島に滞在する方が滞在費がずっと安く済みます。メイン会場そばに、バスルーム付き1部屋2−8ベッド(エアコン付きの部屋となしの部屋が あります)の宿舎があり、そこに滞在することができます。宿泊費は3ドルから8ドルで、食費は含まれていません。近くには適当な価格のホテルもあります (ダブルの部屋で40米ドルから60米ドル)。
会場そばの宿舎は申し込み順です。ホテルに滞在される方は各自で予約をお願いします。主催者の方で推薦するホテルと料金と連絡先の一覧をお渡しします。
IPFのメイン会場に食べ物の出店が出されます。手頃な価格でベジタリアンやイスラム教の方にも配慮した食事も準備します。一日の食費は12米ドルから 15米ドルと見ていてください。
・地元の交通情報
バタン島のIPF会場から歩ける距離に店舗やフェリー港(シンガポール行きが発着)があります。シンガポールへの往復フェリーは16米ドルです。これにはインドネシアのビザは含まれません。シンガポール国際空港(チャンギ)からフェリー港まではバスかタクシーを利用してください。料金はあとでお知らせします。
・登録
参加団体、ならびに個人後掲の申込書に書き込んでIPFregister@...に送ってください。確認のメールを後で送ります。
・イベントの登録
後掲の申込書に書き込んでIPFregister@...に送ってください。確認のメールを後で送ります。8月半ばまでに最終スケジュールと会場をお知らせします。
・宿泊予約
後掲の申込書に書き込んでIPFregister@...に送ってください。
・医療設備など
参加者には病院の位置や連絡先を書き込んだ地図が配布されます。また、緊急事態に備えて、主催者側の医療チームが24時間待機します。
・詳しいお問い合わせは
IPFsecretariat@...