2011年03月20日

【延期】3・27世界を幸せにするグローバリズムは可能である〜「スティグリッツ国連報告」翻訳者、森史朗さん講演会

【緊急のお知らせ】
計画停電等の理由で急遽会場が使用できなくなったことから開催を延期することにします。大震災、津波、原発事故への対応が急がれている中、代替開催日、会場は、改めて連絡したいとおもいます。


ATTAC Japan(首都圏)通貨取引税(CTT)部会から、学習会のご案内です。
ふるってご参加ください。

ATTAC Japan(首都圏)通貨取引税(CTT)部会では、このたび「スティグリッツ国連報告」を翻訳された森史朗さんをお招きして、「スティグリッツ国連報告」をテキストに、国際金融のあり方に関する学習会を開催いたします。みさなま、是非お誘いあわせのうえ、ご来場いただきますよう。
 

ATTAC Japan(首都圏)通貨取引税(CTT)部会学習会
世界を幸せにするグローバリズムは可能である
「スティグリッツ国連報告」翻訳者、森史朗さん講演会―


日 時 3月27日(日)13:30〜16:30
会 場 角筈(つのはず)地域センター 会議室A・B 地図
交 通 京王線「初台」駅 徒歩10分
    大江戸線「都庁前」駅 A5出口 徒歩10分
参加費 500円

◎テキスト
『スティグリッツ国連報告―国連総会議長に対する国際金融システム改革についての専門家委員会報告』
2011年 水山産業株式会社出版部刊 1400円(税込)
*テキストをお持ちでない方の参加も歓迎です。
*当日、レジュメを配布する予定です。
*当翻訳書は、当日会場でも販売する予定です。

◎<森 史朗さん略歴>
1973年 京都大学法学部卒。
  同年 都市銀行入行後、3回合併を経験、金融再編の波にもまれる。
1976年 貿易大学校派遣、90〜95年にかけてロンドンで勤務、99年海外部門統括部長を務め、金融国際化と自由化を経験。
2002年 銀行を早期退職後、政治経済を研究中。

◎当日のタイムスケジュール(予定)
13:15 開場
13:30 開始 司会あいさつ
13:40 森さん講演
14:40 CTTを巡る状況報告
15:00 休憩
15:15 質疑
16:30 終了


 最近、穀物価格の高騰が著しい。指標値は2008年の高騰レベルを超えて、市場最高値に達しています。新興国の需要増加も一因とされていますが、最大の理由は、先進国の金融緩和策でだぶついたマネーが行き場を失って、穀物市場に流れているためです。その結果、途上国では高騰した穀物を買えない人々が増えています。 その食糧高騰の主要因に挙げられるのが大規模な投機マネーの世界商品市場への流入です。

 08年の世界同時金融危機によって市場原理主義で塗り固められた新自由主義は破綻したとされました。その後、新しい社会経済秩序の構築が要請されるなか、この投機的なグローバルマネーの問題は依然として放置されたままです。現在も原油、小麦、トウモロコシなど資源・穀物先物市場への資金集中が続いています。

 この危機後、当時のデスコト国連総会議長は、新自由主義を批判する著名な経済学者ジョセフ E.スティグリッツを委員長とする専門家委員会を召集し、危機の検証・分析とその対処方法をまとめて答申するよう諮問しました。こうして09年9月に発表された最終報告書が提出され、これを翻訳したものが本書「スティグリッツ国連報告―国際通貨金融システム改革について」です。

この報告はグローバルな金融機関と各国政府および国際組織とが有機的に形成する新たな金融秩序実現に向けた改革案に関する提言です。この提言の中にはCTTに類似した考え方も盛り込まれています。

 今回の講演会では自身も都市銀行に勤務し、金融再編をくぐりぬけた経験を持つ森史郎さんに、本書のエッセンスとご自身の見解などをわかりやすく語っていただきます。

 その後、CTTの必要性とも関連した報告や話し合いを予定しています。

 この国連の提言にも関わらず、G8やG20は何ら実効性のある金融改革策を打ち出せないでいます。
2月19日に閉幕したG20財務相・中央銀行総裁会議では、食料高騰への対応が主要議題となり、新たに設置することが決まった作業部会で価格高騰の原因分析と影響把握に着手するということです。ただ主要因とみられる投機マネーの抑制策など、国際的な金融取引規制には日米などの反発もあり踏み込めませんでした。

 投機マネーの有力な運用主体であるヘッジファンドは先の危機で大打撃を受けたものの、見事なまでに蘇生しています。経済誌によると、10年12月末のヘッジファンド運用資産は1兆9173億ドルとなり、リーマン・ショック前の過去最高水準である1兆9314億ドルにほぼ並んだようです。現時点では記録を更新した可能性が高いと思われます。

こうした余剰資金を生む異常なカネ余り(過剰流動性)を招いた一因は米国の金融緩和措置です。とくに昨年11月から実施したFRBの量的金融緩和第2弾(QE2)を背景に、ヘッジファンドへの資金流入が加速した模様です。

 これらの情勢も認識しつつ、当日はできるだけわかりやすく金融政策と規制のあり方についてみなさんとともに考えてみたいと思います。

多くの皆様のご参加をお待ちしています。民衆のための、これからの国際金融のあり方を、いっしょに考えてみませんか?

ATTAC Japan(首都圏)
通貨取引に税金をかけることで、投機的な通貨取引による国際金融の暴走を止めることをめざすNGOです。私たちのブログ、HPもどうぞご覧ください。
http://attaction.seesaa.net/
http://www.jca.apc.org/attac-jp/japanese/
posted by attaction at 16:00 | 通貨取引税(トービン税)、金融 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする