2010年05月23日

新たな勝利をもたらしたギリシャのゼネスト

Yannis Almpanis(Network for Political and Social Rights)



昨日5月20日、ギリシャでは、再びストライキがあった。これはまさに新たな勝利だった。マーフィン銀行での悲劇や政府の偽情報にもかかかわず、ふたたびアテネの路上は人々で埋め尽くされた。公共交通のストによって、市役所へのアクセスが極めて困難になったにもかかわらず、おそらくデモ参加者は5万人を超えたであろう(警察発表は2万人、労組発表は7万人)。デモは実に平和的なものだった(おそらくこの何十年で最も平和的なものといえるかもしれない)。公共部門ではかなりの労働者がストに参加したが、民間部門は少なかった。

労働者たちはIMF-EU-ギリシャ政府の救済計画に反対して行進した。とりわけこのストの焦点となったのは年金制度の改革であった。数週間以内に採決されると見られる新年金法によれば、新たに支給年金が大幅減額され、定年まで40年以上の勤務が義務化され、基本年金額360ユーロ、公的年金制度の赤字に対する政府拠出の停止などが盛り込まれている。さらに、新制度は、保険料の支払いに応じて年金支給を行なうことを原則とし、低賃金労働者または長期間失業者に対する特別支援は盛り込まれていない。

昨日のデモはきわめて平和的に行なわれることが最初から知られていたにもかかわらず、警察はデモに参加しようとしていた98人を逮捕した(デモ終了後に全員が釈放)。フランス共産党青年の連帯代表も逮捕された(彼は長髪でギリシャ語を話せなかった)。私たちは、こうした予防拘束は違法であり、まさしく国家によるテロ行為であると言わなければならない。

次のゼネストは6月初旬に予定されている(緊縮財政計画実施から6日後)。次の行動日は5月29日である。

アテネのデモについては、以下を参照。
http://athens.indymedia.org/front.php3?lang=el&article_id=1173150

http://www.youtube.com/watch?v=Y4R0FVNbKNE&feature=youtube_gdata


posted by attaction at 23:05 | 貿易、債務、貧困 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする