2010年04月29日

ギリシャ民衆に連帯を!

 ギリシャの政治的および社会的権利ネットワークのヤヌス・アルムパニスさんから、「破綻寸前のギリシャが、IMF体制下におかれ、労働者の大量解雇、リストラ、公共サービス削減が行なわれようとしており、ギリシャ民衆は5月5日に大規模なゼネストを予定している。世界の人々はこのゼネストに連帯をし、国際的抵抗を示してほしい」というメッセージが届きました。

デフォルトの危機にあるギリシャから
ヤヌス・アルムパニス

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ギリシャの財政状況は日増しに悪化している。金融市場からの資金調達はほとんど不可能である。現在、ギリシャの10年債金利は10.55%(2年債金利は18.50%)である。実際、誰もギリシャに貸そうと思わない。

ギリシャ政府は大急ぎでEUとIMFの緊急融資支援プロセスを進めようとしている。5月18日までに融資が得られなければ、ギリシャは支払いを停止せざるを得ない。それだけではない。ドイツとIMFが要求している融資条件とは、まさしく社会的破綻を引き起こす。EUが要求しているのは、民間および公務部門労働者の賃金の15%引き下げ、年金減額、公務部門における数千人もの(おそらく実質的には数十万人)人員削減、労使間の団体協約の破棄、民間部門の人員削減における法的規制の撤廃、公的教育費削減(政府は、来年、1クラスの生徒数を従来の25人から30人以上にすると発表した)である。これは最悪のIMFプランである。

しかし、結局、この破滅的な計画をもってしても、手に負えない状況になる可能性が高い。ほとんどの人は、アルゼンチンの状況と同じだと見ている。まず銀行で預金を引き出す人が殺到している。金持ちや中産階級の者たちは、ドイツはギリシャをユーロ圏から追い出すのではないかと恐れている。彼らは、自分のユーロをキプロスに移したり、ロンドンで不動産投資をして、ユーロの節約に走っている。IMFの支援を受けても、時がたつとともに、ギリシャは債務返がほとんど不可能になろう。ギリシャは公的債務返済のためにGNPの一部を充てるべきであると言われている。

結論的にいうと、今、ギリシャは奈落の底にある。
posted by attaction at 23:11 | 貿易、債務、貧困 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする