2010年01月13日

WSF2010首都圏分科会の案内 

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開催日 2010年1月24日(日)
会 場 在日本韓国YMCA 3F-303
    千代田区猿楽町2-5-5
交 通 JR水道橋駅6分、御茶ノ水駅9分、地下鉄神保町駅7分
地 図 http://www.ymcajapan.org/ayc/jp/map1.htm
参加費 800円(各分科会・全体会・ライブ共通)


午前 9:30〜12:00
もうウンザリ!新自由主義〜みんなで考えよう金融危機への対案
主催:ATTAC Japan(首都圏)、聖コロンバン会

 21世紀は、市場に任せればすべてがうまく行くのだという新自由主義の礼賛で幕を開けました。新自由主義の世界では、金融が膨大にふくらみ、投機とバブルが横行しました。その結果到来したものは、サブプライム恐慌に端を発する金融危機でした。すべてを市場に任せよという新自由主義は、恐慌という現実によって否定されてしまったのです。同時に、金融危機による貧困問題も深刻なものとなっています。私たちは、新自由主義の復活を許してはなりません。これ以上、私たちの尊厳や権利を奪われてはなりません。
 私たちは、通貨取引税を軸として新自由主義の規制と「もうひとつの世界」の構築を考えています。参加者の皆さん、私たちとザックバランな討論を通じて「もうひとつの世界」を考えてみませんか?

午後 12:30〜15:00
温暖化交渉を考える〜南の声を聞け!
主催:ATTAC Japan(首都圏)

昨年12月コペンハーゲンでCOP15(第15回国連気候変動枠組み条約締約国会議)が開催されました。主要排出国は法的拘束性のない形だけの「コペンハーゲン合意」を採択しましたが、京都議定書に代わる2013年以降の枠組み交渉は、具体的な削減数値が採択されないまま閉幕しました。メディアによれば、失敗の原因は、中国をはじめとする各国の利害対立であるとされていますが、地球温暖化交渉にあたり、最も優先されるべきは、社会的公正という観点です。今日、気候変動によって最も深刻な影響を受けているのは、途上国の農民、先住民、女性など、新自由主義グローバリゼーションのもとでマージナル化(周縁)化された地域または人々です。私たちはまず彼/彼女たちの声を聞く必要があります。
 この分科会では、「現在、気候変動で何が起きているか」、温暖化交渉の現状、クライメート・ジャスティス(気候変動に社会的公正を!)という考え方、CDM(クリーン開発メカニズム)などの排出権取引、「具体的に温室効果ガスを削減するには」、REDD(森林減少・劣化からの温室効果ガス排出の削減)という方法、鳩山政権の25%目標、などについて、COP15のクライメート・ジャスティス行動への参加者から報告を受けながら、皆さんと討論し、現在の温暖化交渉の問題点を探り出し、私たちに問われている課題について考えたいと思います。

※WSF2010首都圏の概要は公式ブログで
http://tokyo.socialforum.jp/
posted by attaction at 21:23 | 世界社会フォーラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする