
国際連帯
ウクライナ労働組合救援輸送隊へのカンパの訴え
フランス Solidaires(連帯労組)国際部 ※
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●ウクライナの労働者を支援する労働者救援輸送隊へのカンパ
フランスの「連帯」労組連合は、ウクライナに向けた労働組合救援輸送部隊に参加する。それは、フランスと他の諸国や別の労働組合組織との共同でなされる。
●なぜ労働組合救援輸送隊なのか?
われわれは労働組員であり、全ての労働者をも守ることが使命である。とりわけ、その出身地や国籍がどうであれ、われわれはそれを守る。
●なぜウクライナなのか?
われわれの連帯はいかなる時であれ常に国際的な連帯である。なぜなら、われわれが知っているように、戦時においてその犠牲になるのは民衆、すなわち、働く人々だからであり、またそうした事態がここフランスでも将来に起きる可能性があるからでもある。われわれはこの国際的連帯を他の多くの機会においても表明してきた。今日、ウクライナは軍事的に侵略されているのだ。
●誰に向けた救援輸送隊なのか?
われわれは、ウクライナの労働組合と労働者のためにカンパを集め、これらの人々に必要な物資を購入する。現時点ではわれわれは物資を集めない。それは現地の労働組合の要求に応えて対応していく。集まったカンパは現地の組合に渡される。輸送に伴う費用は「連帯」労組の基金から提供される。われわれは労働組合としての接触を自然に見出すことができるだろうし、ウクライナの労働者とわれわれとの間であればわれわれそうすることができる。受け取った額の見返りに、われわれは、そうした活動と人々の出会いについて報告していく。
●どのように行うのか?
数多くの連帯活動に参加してきた「労働組合救援輸送隊」という団体がわれわれのカンパを提供する。労働組合の支部、組合員、労働者は「労働組合輸送隊」に小切手を送ることができる。あるいは「連帯」労組、Solidaires, 31 rue de lagrnge aux belles, 75010 Paris に送金するか、「労働組合輸送隊」の口座、Convoi syndical: 2796496A020 La Banque postale、に振り込むこともできる。
※訳注
Solidaires(ソリデール)は民営化に反対して結成された独立系労組SUD (スッド = Solidaires連帯、Unitaires統一、 Démocratiques民主の頭文字)の各産別がつくる労組連合組織。アピールの原文はこちら。
attac首都圏で実際にカンパ集めを呼びかけているわけではありませんが、民営化反対の取り組みなどでつながりのあったSolidairesの呼びかけを紹介しました。今後どのように効果的に支援できるかなどを検討したうえで改めて呼びかけを発したいと思います。
ウクライナやロシアの反戦運動などの関連情報はattac関西グループのブログにも掲載されています。