2020年10月11日

【ATTAC Café】気候変動リモート連続講座:エコロジー社会主義 気候破局へのラディカルな挑戦

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【ATTAC Café】気候変動リモート連続講座 
エコロジー社会主義 気候破局へのラディカルな挑戦

お話:寺本 勉さん(ATTAC関西グループ会員)
   『市民蜂起 ウォール街占拠前夜のウィスコンシン2011』、
   『台頭する中国その強靭性と脆弱性』、
   『アラブ革命の展望を考える「アラブの春」の後の中東はどこへ』
    など共訳

新型コロナウイルスのパンデミックの渦中でも、地球温暖化による気候危機や環境破壊を通じた生態系破壊は全世界で進行しています。これに対するオルタナティブとして、「エコロジー社会主義」が提起され、関心を集めつつあります。そうした中、今夏ATTAC関西グループ会員の寺本勉さんが『エコロジー社会主義 気候破局へのラディカルな挑戦』を翻訳出版されました。著者のミシェル・レヴィーは、2001年に「国際エコ社会主義者宣言」を出すなど、長年にわたって気候危機・生態系危機の解決策として、「エコロジー社会主義」について発信してきた方です。

今回、『エコロジー社会主義 気候破局へのラディカルな挑戦』をテキストにして、訳者の寺本さんからお話を聞きます。リモート連続講座として3回に分けておこないます。テキストを読んでいない方の参加も歓迎します。

テキスト:
『エコロジー社会主義 気候破局へのラディカルな挑戦』(柘植書房新社)
 https://tsugeshobo.com/modules/books/index.php?lid=125

●各回のお話内容とテキストの該当する章  
 第1回 10月26日(月) エコロジー社会主義の前提〜気候危機とコロナ危機
             序章(訳注9を含む)、訳者あとがき
 第2回 12月21日(月) エコロジー社会主義とは何か
             第1〜3章
 第3回  2月15日(月)  エコロジー社会主義をめぐる論点〜実現への道程
             第4〜6章

●日時    10/26(月)、12/21(月)、2/15(月) 各回とも19時〜21時
●開催方法  JitsiMeetによるオンライン講座
●実施方法  20分のお話〜10分休憩〜20分のお話〜10分休憩〜40分の質疑・討論
●参加費   各回500円
●申込方法  下記アドレスへお名前とご連絡先をお知らせください。
       attac-jp@jca.apc.org  
       千代田区神田淡路町1-21-7静和ビル1階A・スペース御茶ノ水
posted by attaction at 09:09 | 気候変動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月10日

★另类(リンレイ)中国研究会@ttac(仮称:第2回)

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1960年代に使われていた中国人民元紙幣(五元札)

★另类(リンレイ)中国研究会@ttac(仮称:第2回)★

日 時:2020年10月19日(月)19時〜21時
場 所:attac首都圏事務所&リモート(JitsiMeet)
参加費:500円(会員200円)
主 催:ATTAC Japan(首都圏)
申 込:attac-jp@jca.apc.org

次回の中国研究会では2015年までの中国の改革開放・グローバル化とそれに伴う労働者の抵抗(2000年代の反民営化闘争、2010年代の賃上げスト、組合民主化の要求など)をさらっと紹介し、その反動で2015年以降に強まった労働NGOに対する弾圧と2018年夏のJASIC労働争議とそれを巡る論争をチョロっと紹介します。また2015年以降の公式の労働組合の側の取り組み(主に深圳)も紹介できればと思っていますけど、時間的に無理かなぁ〜。

2018年の労働争議ではマオイスト左派を中心とする学生たちの献身的な取り組みがありましたが、それらがすべて弾圧された後に運動の戦術や戦略を巡る論争がありました。最近でも「毛沢東の大衆路線へ帰れ」という提起がされるなど、少しマニアな話になりますが、その辺もあわせて議論ができればと思いますが、厳しいかなぁ〜。

それに関連して、支配の正当性としてたびたび持ち出される「革命の伝統」の一大発信基地となっている「革命の聖地・延安」を訪れた方からのフォトレポートなども予定しています。

場所が狭いので申込制です。リモートも予定してます。参加希望の方は、会場参加かリモート参加かを明記のうえ、ご一報ください。定員オーバーの場合はごめんなさい。
タグ:中国
posted by attaction at 09:37 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月20日

ATTAC首都圏 小倉利丸さん連続講座:「経済」の呪縛からの解放――コロナ・パンデミックのなかのパラレルワールド

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ATTAC首都圏 小倉利丸さん連続講座
テーマ :「経済」の呪縛からの解放――コロナ・パンデミックのなかのパラレルワールド


政府やエコノミスト、財界から経済学者に至るまで、彼らが前提している「経済」の背景にある資本主義理解の基本的枠組みの問題を、浮き彫りにします。「経済」の言葉に込められた意味の罠に気付き、彼らのいう「経済」からの解放なくして、生存の権利も獲得できないということを、そもそもの支配的「経済学」のはじまりに立ち帰り、マルクスの資本主義批判の経済理解と比較しながらながら考えます。

■日時 10月6日(火) 19時から
■開催方法
オンライン(18時30分にATTACのメーリングリストに会議室アクセス情報を流します)
■参加費
500円(カンパも歓迎)
■振込先
郵便振替口座 00150-9-251494
加入者名:「アタック・ジャパン」
■事前にレクチャーの音声データを公開します
講座の数日前には、話しの内容をネットに公開し、若干の文章を掲載します。(下記)
https://archive.org/search.php?query=creator%3A"ATTAC首都圏連続講座"

あらかじめご自分の都合のよい時間に聞いていただけるようにします。6日には、その概要や補足の話をした上で、参加された皆さんからの質問や意見などの時間をなるべく多くとれるようにします。

(内容の説明)
自分たちが生きている世界の他にも世界がある....という「パラレルワールド」は、SFの物語の定番のひとつですが、実際に、私たちが暮しているこの社会そのものがパラレルワールドといっても過言ではないというと、まるで陰謀論のようないかがわしい匂いがしてしまいます。このいかがわしいパラレルワールドが今回の講座のテーマです。

ここでいうパラレルワールドとは「経済」と呼ばれる世界でのこと。ほぼ毎日、コロナ対策と経済とのバランスをどのようにとるのかがニュースになっていますが、政府やメディア、あるいは主要な経済学者たちが口にする「経済」の世界は、実は、私(たち)が生きている「経済」の世界とは同じではないのです。一方に、人類の未来を資本主義市場経済の繁栄として描くことが可能だとみなす経済の世界があります。そして、他方に、資本主義市場経済に人類の未来を委ねることはできないと考える経済の世界があり(私はこちらの世界に住んでいます)、この二つの世界は決して重なることのない世界でありながら、この二つがともに、今現在の「経済」の世界を形成しています。後者の世界を体系的に提示した最初の人がカール・マルクスになります。

政府やエコノミスト、財界から経済学者の大半までが前提にしている資本主義経済理解の基本的な枠組みと、マルクスが描き出した資本主義経済に対する批判的な考え方との間には、和解しがたい理論的対立があります。この対立は、マルスクが『資本論』を書いた19世紀後半の時代から現在に至るまで、すっと続いているものです。マルクスも支配的経済学も市場、商品、貨幣、資本、労働、価値、価格、金融などなどの概念を用いて理論を構築します。しかし、これらの概念のどれひとつをとっても、その定義は全く異なるのです。商品の価格が決まるメカニズムの説明も最初から最後まで異なります。たとえば、その典型的な例が、商品の価値(価格)決定メカニズムの説明でしょう。マルクスは労働価値説をとりますが、支配的経済学はこの考え方を根底から否定します。だから支配的経済学では、階級という観点は重視されませんし、資本の利潤の源泉は、労働に根拠があるとも考えません。こうした支配的な考え方を前提にして、政府の経済統計データや政策が策定され、財界の価値観が構築され、証券市場の売買行動があり、メディアの経済報道があるのです。

支配的経済学の理論には、労働に対するイデオロギー的な否定を科学的な装いで正当化しようとする無意識の傾向があります。労働者の労働の意義を認めてしまうと労働運動を正当化してしまい、資本の労働者への支配の正統性がゆらぐからです。やっかいなのは、支配的経済学が荒唐無稽なでフェイクなわけではなく、科学や学問の体裁をとって多くの人々がこれを信じて、なおかつ行動しているというところにあります。数千年にわたり神という虚構を真実とみなしてきたように、あるいは人種や性などの偏見を正しい態度だとみなしてきたように、社会は、人々の間違った理解に基く行動を正すことなく受け入れることができてしまいます。これが自然科学の世界と異なるところです。そして、「経済」もまた、これらと同様に、科学や学問の体裁をとりながら、虚偽意識を正当化する世界を構築してきたのです。他方で、社会に批判的な人々は、支配的な世界が構築する虚構や虚偽意識とは別の理解をとり、別の理解に基づいて行動します。支配的な世界と、これとは相容れない世界の、この二つの世界のぶつかりあいのなかで社会が軋むことになります。(実は、ジェンダーやエスニシティという条件から生み出される世界のようにパラレルな世界はもっと他にもいくつもあり、世界の軋みはもっと複雑です)

今回の講座では、このパラレルワールドの一端をのぞいてみることにします。具体的な素材として、かの有名なノーベル経済学者で、元世銀副総裁、IMF批判でも知られるスティーグリッツの経済学の教科書の冒頭を紹介して、マルクスの考え方と何がどう違うのかを話します。支配的な経済学の考え方を知ることは、まさに敵を知ることであって、これなくして資本主義批判はありえないといえます。そして、この支配的な経済の世界の支配がもたらす憂慮すべき事態について考えます。

もうひとつは、実証主義の問題です。支配的な経済学は、統計データを使って、あたかも事実によって理論の正しさを証明できるかのように振る舞ったり、逆に、理論を現実の政策に応用してみせたりしながら、経済の世界を支配しています。理論の正しさがデータで実証されるという考え方が根強くあります。社会をありのままに理論として写しとることが可能であるという考え方は、分かり易い反面、間違ってもいます。社会の本質や社会がかかえる問題の本質がどのようなものかは、実証可能なデータの世界のなかにはありません。たとえば、マルクスの搾取の理論は実証主義では証明することは不可能な仕組みをとっています。搾取理論の基本をなすマルスクの労働概念、たとえば抽象的人間労働とか剰余労働といった概念は、実証とは別の次元で構築されています。マルクスは意識的に実証主義的ではない方法で資本主義を批判したのです。この19世紀後半の時代は、同時に、写実主義とは真逆な表現が芸術の世界に登場したり、フロイトのように、実証しえない「無意識」(今にいたるまで「無意識」が人間の脳のどこから生み出されるのかは実証されていない。だからこれを認めない精神医学が支配的でもある)を見出したり、という時代でもあり、これ以降、社会に対する批判的な理論が果すべき課題は、現実を忠実に表現することとは別の次元で、現実の本質を明かにする行為となったのです。

では、マルスクの考え方で十分なのかどうか。私はそうは思っていません。とくに、資本が生み出す「欲望」や将来の理想を資本主義のなかに抑え込む仕掛けや労働者をナショナリズムの価値観に縛って階級意識を剥奪するイデオロギーのメカニズムとかは体系的には分析されていません。ジェンダーとか家事労働、エスニシティや環境の問題もそうです。資本主義における「搾取」という課題をこうした領域に拡げることなしに、資本主義を否定した次の社会が基本的に実現すべき枠組みも十分とはいえないだろうと考えています。このことを最後にお話します。
posted by attaction at 03:19 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『共産党宣言』と現代世界──疫病、グローバリゼーション、永続革命(森田成也さん講演録)

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「8・18attacウェビナー:妖怪が世界を徘徊している ――― コロナ危機という妖怪が」の講演録に森田成也先生が大幅に加筆した『共産党宣言』と現代世界──疫病、グローバリゼーション、永続革命──の全文をこちらにPDFファイルで掲載しました。以下は各章のタイトルと見出しのみです。「おわりに──ユートピアの復権」のみ全文掲載しました。(注は省略)


『共産党宣言』と現代世界
――疫病、グローバリゼーション、永続革命――

森田成也


【解題】本稿は、2020年8月18日にATTAC Japanの主催で行なわれた学習会で行なった講演に加筆修正をしたものである。当初は対面式で4月に開催する予定だったが、コロナパンデミックのせいで開催できなくなり、8月になってからオンラインで行なった。当初、「4」は単なる補論として話さない予定だったが、改めて「4」の部分を書き下ろして収録しておいた。

 なお、この講演の「1、マルクス&エンゲルスと疫病の政治経済学」は、後に、独立論文の体裁に修正したうえで、『科学的社会主義』2020年10月号の「エンゲルス生誕200周年」特集に「マルクスの先導者としてのエンゲルス――疫病、都市、住宅」として寄稿した。

はじめに――4つのテーマ、2つのポイント
1、マルクス&エンゲルスと疫病の政治経済学
  近代的疫病の3つの条件と「原理」と『宣言』
  エンゲルス『労働者階級の状態』における都市、住宅、伝染病
  エンゲルスから学んだマルクスの『資本論』
  第1次世界大戦におけるスペイン風邪の蔓延
  新自由主義的グローバリゼーションと現代の感染症


2、『共産党宣言』と資本のグローバリゼーション
  『共産党宣言』における資本の世界的拡張過程の記述
  「原理」と『宣言』における世界市場と大工業
  ローザ・ルクセンブルクの『資本蓄積論』における継承と発展
  「帝国主義の最も弱い環」で起こったロシア革命
  第2次グローバリゼーションから第3次グローバリゼーションへ
  冷戦崩壊後の新自由主義的グローバリゼーションと中国経済


3、『共産党宣言』と3つの永続革命論
  3つの永続革命論
  『共産党宣言』は単線発展史観か?
  「原理」と『宣言』における差異
  1848年革命におけるマルクスとエンゲルスの急進化
  1849〜50年前半における三重の意味での永続革命論の成立
  ルイ・ボナパルトのクーデターと戦術的永続革命論の克服
  1905年革命における2つの永続革命論の再生
  1917年革命の教訓
  グラムシ「獄中ノート」における2つの永続革命論
  ソ連東欧崩壊後における永続革命論の意義


4、『共産党宣言』とプロレタリアートの変革能力
  『共産党宣言』と階級闘争
  歴史が示した産業労働者階級の変革能力
  ロシア革命から戦後へ
  現代における展望


おわりに――ユートピアの復権

 ATTACは「もう一つの世界は可能だ」というものを重要なスローガンに掲げて結成された国際組織ですから、そこに絡めて、最後のまとめの話をしたいと思います。

 マルクスもエンゲルスも未来社会の青写真を具体的に描き出すことを禁欲したというのはよく言われる話ですが、しかしながら、「共産主義の原理」をよく読むと、エンゲルスはかなり未来社会について具体的に書いていることがわかります。それに対して『共産党宣言』では、そうした未来社会にかかわる部分はことごとく省かれており、かろうじて、「諸階級と階級対立をともなう古いブルジョア社会に代わって、各人の自由な発展が万人の自由な発展の一条件である協同社会(アソシエーション)が登場する」(92頁)とあるだけであって、それが具体的にいかなるものなのかについては何も書かれていません。「共産主義の原理」と『共産党宣言』との差異はいろいろとありますが、未来社会の具体性についての記述の有無という点も差異の一つです。この点からしても、マルクスの特徴ないし独自性をその「アソシエーション」論に求めるのが的外れであることがわかります。

 いわゆる空想的社会主義は未来社会像についてできるだけ詳しく描き出し、それを実際に小コロニーや共産主義的アソシエーションとしてどこかの空間に建設することを通じて実践することに重きを置いていました。マルクスとエンゲルスは、そうではなく、資本主義の現存秩序をそのままにして、その隙間に共産主義コロニーを実験室的につくってもあまり意味はないのであって、労働者階級自身がその団結と階級闘争を通じて、そして最終的には国家権力の獲得と社会革命を通じて、資本主義システムそのものを廃絶しなければ、そしてそれを通じて階級そのものを廃絶しなければ、共産主義的な「協同社会」は実現しえないということを強調したわけです。

 とはいえ、エンゲルスは未来社会についてもある程度具体的に(もちろん観念的な理想像としてではなく、現在の資本主義が作り出しつつある物質的諸条件にもとづいて予想可能な範囲において)描き出すことは、労働者を共産主義的な方向へと導く上で有益であると考えて、「共産主義の原理」ではそれなりにその点についても論じています。しかし、マルクスはもっと徹底していて、『共産党宣言』では先の「各人の自由が……」云々に見られるようなごく原則的で抽象的な一句を除いては、未来社会について語ることを禁欲しました。

 というのも、どんなに想像力豊かな人でも、結局はその人の個性や環境、その人が生きている時代の技術や文化によって根本的に制約されていて、何十年もすればまったく凡庸で的外れなものに見えてしまいます。たとえば今日、インターネットがこれほど発達して、世界中の情報にアクセスしたり、あるいはまったく別の場所にいて会議をしたり、ある情報が瞬時に何百万人もの人に共有されたりということは、インターネットのない時代にはまったく予想不可能でした。古いSF映画などを観ますと、火星に基地を作ったり、空中を車が「走る」ことは想像できても、インターネットはまったく登場しないわけです。ですから、未来社会についてあれこれ具体的に思い描いても、あまり意味はないということになります。

 しかし、にもかかわらず、あるべき未来社会、「もう一つの世界」について、創造的想像力をめぐらせること、そして場合によっては一定の範囲内でそれを部分的に実現することは、歴史においてしばしば重要な変革力を発揮してきましたし、今後もなるだろうと思います。共産主義的コロニーではなく、むしろ資本主義の真っただ中でつくり出された労働組合や民主主義的結社や協同組合等々は、未来社会の萌芽であるし、その中で人々が経験する同志的で友愛的な人間関係がもたらす感動は、労働者の変革能力を陶冶するものでもありました。何より、若きマルクス自身が――「経済学・哲学草稿」で少し触れているように――フランスの共産主義的労働者が作り出していた人間関係(結社、団結)に感動し、労働者の自己解放能力に確信を持つようになったのです。また、実際には内実は官僚化されていたとはいえ、ソヴィエト労働者国家がこの世界に実在していたことは、世界の多くの人々を鼓舞する役割を果たしました。このように、歴史的な想像力と地理的なその(部分的)実現形態とはともに、社会の進歩的変革に寄与するものです。

 実を言うと、私はいま国学院大学で経済原論を教えていますが、コロナ禍のせいで対面式授業がなくなったので、授業のために私が作った教材を読んでもらい、私が教材の最後に出した課題についてレポートを書いてもらうというパターンで授業をやっているのですが、いちばん最後の授業で出した課題は、資本主義は持続可能なシステムと思うかというものでした。そうすると、意外なことに、資本主義は持続可能なシステムだとは思わないという回答が多かったのです。もっとも、これはマルクス経済学の授業ですし、授業の中でさんざん資本主義の問題性について語ってきたわけですから、ある程度、教師の望む回答を学生の側がするのはわかります。しかし、それでも、現在の社会的雰囲気の中で、資本主義を結局は肯定する意見が多いのかと思いきや(もちろんそういう意見もありましたが)、資本主義の持続可能性を否定するレポートがかなり多かったわけです。

 しかし、資本主義が持続可能ではないとしたら、ではどのような社会システムがそれに代わらなければならないのかとなると、それについて書いている人はほぼ皆無でした。そこにはやはり、いわゆる「現存社会主義」の堕落と崩壊という負の歴史という問題もあるでしょうが、同時に、ユートピアの不足という問題も痛感しました。搾取と略奪のシステムに代わる「もう一つの世界」とは具体的にどのようなものなのかについて語るのをわれわれが禁欲しすぎたために、人々は資本主義に代わる別の社会、「もう一つの世界」をいっこうに想像できないわけです。いくら『共産党宣言』を読んでも、いくら『資本論』を読んでも、いくつかの抽象的な文言以外には、未来社会に関する話はまったく出てこないのです。経済原論の授業でいくら資本主義の犯罪性について力説されようと、その持続不可能性についていくら説明されようと、じゃあ、資本主義に代わる社会システムとはいったいどういうものなのかがわからないかぎり、資本主義を変えようという意欲も、そうした努力の現実性も出てきません。人は、目の前にあるもの(それがどれほどひどいものであれ)に代わる何かを想像できないかぎり、目の前にある既成秩序に従うものです。資本主義がどれほどひどくても、それに代わるシステムが思いつかないのであれば、資本主義の枠内で何とかやっていくしかないとなってしまうわけです。

 たとえ現在の技術手段や文化的偏見に制約されながらも、われわれは資本主義に代わる社会システムについて、その基本原理だけでなく、その実体的様相についてももう少し具体的かつ魅力的な形で描き出す努力を、みんなが知恵を出し合ってする必要があるだろうと今は思っています。

(2020年8月18日講演)
(2020年8〜9月加筆修正)

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2020年08月01日

【8・18attacウェビナー】妖怪が世界を徘徊している――コロナ危機という妖怪が(森田成也さん講演会)

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【8・18attacウェビナー】 
妖怪が世界を徘徊している ――― コロナ危機という妖怪が

おはなし 森田成也さん
    『共産党宣言』(光文社古典新訳文庫)訳者

日 時 :18日(火)19:00〜21:00
参加費 :500円
主 催 :ATTAC Japan(首都圏)
申し込み:attac-jp@jca.apc.org (8/17までにご連絡ください)

※JitsiMeetを使ったウェビナーになります。パソコン、スマホからの参加になります。事務局から折り返しのメールで参加費の振込先、参加方法などをご連絡します。


妖怪が世界を徘徊している ――― コロナ危機という妖怪が。

このコロナ危機は資本主義の二つの大国をはじめ世界中に襲いかかり、いまも危機を拡大しています。

グローバル化がもたらした世界規模の開発や交通や流通を通じてコロナは拡散しましたが、このような形でグローバル経済がストップするとは誰が予想できたでしょうか。コロナ危機はさまざまな矛盾を明らかにしました。利潤最優先の経済システムは自然と命の尊厳と対立すること、労働者が働かなければ経済がストップすること、資本主義の活動が気候変動を悪化させてきたこと、労働力を再生産するホーム(家庭)がシェルターにも監獄にもなること……。

日本政府の「コロナ対策と経済回復の両輪」という無茶ぶりを横目に、世界では「グリーンリカバリー(緑の回復)」や「ビルドバックベター(より良い復興)」が叫ばれています。不名誉な化石賞を受賞した日本政府と経済界ですらコロナ危機をきっかけに顕在化した化石燃料への依存からの転換に踏み出しています。

新自由主義グローバリゼーションに抗うattac運動が始まってから20年以上が経過しました。「反グローバリゼーション運動」と呼ばれたこの運動は「もうひとつの世界は可能だ!」というスローガンを掲げる「オルタ(別な)グローバリゼーション運動」を目指してきました。

しかしウィルスという古くて新しい「妖怪」の登場によって、人種や人権、環境問題における「排外的反グローバリゼーション」がさらに変異して生命と尊厳をも排除する「スーパーウィルス」という、とんでもない「妖怪」となって世界を徘徊しています。世界的金融緩和で危機は先送りされているだけで、コロナ後には経済停滞の巨大なツケを人々に押し付ける動きが加速するでしょう。

いまこそ、鉄鎖以外に失うもののない、世界を獲得しようとした元祖「妖怪」の出番です。命を犠牲して経済回復を図るソーシャル・ディスタンスに対して、まったく異なった価値に基づいたソーシャリズム・ディスタンスが必要です。

資本主義グローバーリゼ―ションを解き明かし、その後の世界を震撼させた『共産党宣言』(1848年)。その新訳を今年2月に光文社古典新訳文庫から出版された森田成也さんを迎えてお話を聞きます。

◎『共産党宣言』マルクス・エンゲルス著、森田成也訳、光文社古典新訳文庫
https://www.kotensinyaku.jp/books/book319/
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2020年07月07日

ロックダウンと規制解除 ── 残るも地獄、去るも地獄の資本主義:権利としての身体へ(ATTAC首都圏オンライン講座 第2回)

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ATTAC首都圏オンライン講座 第2回
ロックダウンと規制解除 ── 残るも地獄、去るも地獄の資本主義:権利としての身体へ


おはなし 小倉利丸さん

●音声データをあらかじめ公開しています。
前回同様、私の話は下記に音声データとしてアップしてありますので暇なときにお聞きください。60分ほどです。間に一回休憩の音楽があります。
https://archive.org/details/20200707-attac-kouza

(その他、オンライン議論への参加方法、代金支払い方法などは、「講座概要」の次にあります)

【講座概要】

ロックダウンと規制解除 ── 残るも地獄、去るも地獄の資本主義:権利としての身体へ

今日のテーマは、なぜ市場も政府も新型コロナ、COVID-19パンデミックに十分に対応できずに、感染の拡大を阻止できないのか、という問題を、政策レベルの問題ではなく、資本主義のメカニズムとの関係で捉えかえしてみることに主眼を置く。

オルタナティブの回路を閉ざさないために

緊急事態宣言の解除から経済再開への転換は、資本がもはや運動の停止に耐えられなくなった証拠でもある。人々のリクスへの不安と経済的な困窮による不安がここでは両天秤にかけられている。感染リスクに対して経済的困窮のリスクが相対的に高まることによって、人々のリスクと安全の主観的な閾値がリスクを許容する方向に移動しはじめているが、これを誘導したのが資本と政府の「経済」という脅し文句だ。感染リスクを最小化するために必要な自主的な隔離に伴う経済的な損失を補うに十分な経済的な保障をせず、自営業者や中小零細企業を盾にして経済再開の圧力をかけてきた資本と、この資本と運命共同体でもある政権とは、隔離政策がめざしたパンデミックの完全な収束あるいは「アンダーコントロール」状態の失敗から「with コロナ」へと方針を転換して、人々にコロナのリスクを受けいれさせうるような感情へと誘導しつつある。

経済的な危機は労働者の貧困と生存の危機をもたらすから、労働者は生存に必要な所得を獲得せざるをえず、資本のいいなりになる選択をさせることで資本の労働者への支配を強化するわけだが、労働者が資本への依存を拒否して別の生存手段を獲得できてしまった場合、この資本による制御は有効性を削がれる。労働者が団結して資本と対峙したり、失業と貧困による生存の危機に対して、資本に依存しない自立を可能にするオルタナティブな経済基盤を準備することによって、この資本の目論見を挫くことが可能になる。

この民衆の自立に対して、政府もまた資本を支える方向で、民衆の自立を阻止します。政府は財政支出を通じて、失業や貧困への補償を約束したり、公共投資によって雇用の削減を抑制し、景気を刺激するといった政策をとることによって、オルタナティブへの回路を塞ごうとする。政府は労働者を資本の支配の下に再度統合するための政治的な役割を担う。人口の大半は、こうして労働市場で<労働力>を供給するシステムに縛られ続けることになる。この資本と国家の利益を、国民国家の体制は「国民」が全体として一致協力して、感染防止の生活規範に従うことを正当化し、この全体への同調だけが唯一のパンデミック対策であると主張します。民衆の「夢」を実現性のない妄想の類として否定するわけですが、こうした全体を一体のものとするシステムの傾向は現代における全体主義といっても差し支えないものだ。

わたしたちは、こうした全体への同調の背後に、資本主義を支える市場と国家の限界と民衆への犠牲の転嫁のメカニズムがあることを理解することが必要だ。

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話のポイント

ロックダウンと経済優先政策に共通する不安の政治学
不安感情について
知る権利としての検査
市場は本質的に不平等な制度である
(休憩:music Des+karadas "Antifascista")
市場経済による二つの危機への対応
COVID-19による危機に内在する資本主義に共通する制度の限界
おわりに:オルタナティブの回路を閉ざさないために
(music HK "Salam alaykoum")

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オンライン議論、代金支払い方法などについて

●オンラインの講座開催の日時
この音声データをお聞きになった上で、下記の時間にオンラインでの議論。質疑の時間を設けます。発言されたい方、質問のある方などご参加ください。

7月7日(火)19時から20時30分ころまで

●参加方法
音声データをアップしているサイトに18時半以降掲示します。
https://archive.org/details/20200707-attac-kouza

●参加費
後払い(もし気に入れば)
今回の講座について、参加してよかったとお考えの方は、参加費500円をお振込ください。カンパもお寄せいただけるとたいへん有り難いです。

振込先 :郵便振替口座 00150-9-251494
加入者名:アタック・ジャパン

申し訳ありませんが、振込手数料は負担してください。
よろしくお願いします。

●オンライン会議について
オンライン会議ではjitsi-meetを使います。パソコンからアクセスする場合は特別なソフトや登録などは不要です。(スマホの場合はアプリが必要になります)オンラインの講座は、原則としてカメラとマイクを切った状態での参加をお願いします。発言されるときだけカメラとマイクを入れていただきます。ラフなスタイルで食事しながらでも構いません。カメラに映りませんから。

●参加に必要な器材
最低限、インターネットに繋がるパソコンがあればチャットでの発言ができます。
パソコンにマイクがあれば口頭での発言ができます。
スマホでカメラとマイクが使えるものがあれば発言ができます。スマホでもマイクとカメラを切っていただきます。

ブラウザ
Chrome,Chromium,Brave,Firefox,Microsoft Edge(最新バージョン),Operaなど。一部対応しないブラウザがあります。

オンラインでの参加に際しての注意事項などは当日ご説明します。

下記にjitsi-meetのマニュアルがあります。
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/s/QMPfEBrXmtCRqB4
スマホ
https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/s/ir7BAabQ6YbQi9S

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2020年06月30日

香港:抗爭之火很難收回,下一次會燒得更烈/闘いの炎は消えず、次の炎はさらに激しく

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抗爭之火很難收回 下一次會燒得更烈
闘いの炎は消えず 次の炎はさらに激しく


七一致辭 7・1 メッセージ

香港從去年開始燃燒至今的反送中運動,是多年的政治和社會因素的累積。回歸後,香港人多年爭取雙普選的意志在2014年的雨傘運動後再也無法被壓制。曾經有不少人說過雨傘運動是失敗的,但2019年的反送中運動證實了社會的覺醒是一個累積的過程,並不會那麼容易被磨滅。

香港で去年から始まり現在も激しく燃え上がっている逃亡犯送還条例反対運動は、長年のあいだ政治と社会に蓄積されてきた問題が表面化したものです。返還後、香港人が求め続けてきた行政長官と立法議会の普通選挙を実現するという意志は、2014年の雨傘運動によってさらに確固たるものになりました。雨傘運動は失敗したという意見もかなりありましたが、2019年の運動は、社会の覚醒が運動の蓄積の過程であり、それはそう簡単には失われるものではないということを明らかにしました。

反送中運動經歷了大量示威者被捕、司法淪為對付抗爭者的政治工具、國安法的到來,部分示威者之間又開始出現了疲憊感。但我想再次以雨傘運動後的經驗提醒大家,不要那麼悲觀。儘管最近大型的示威場面減少了,但只要有耐性守住初衷,我們總能等到下一次的民間力量再次的爆發。2019年以前,香港街頭從未出現過百萬人的場面,被點起的抗爭之火已經很難收回,下一次會燒得更烈。

逃亡犯条例反対運動は、デモ参加者の大量逮捕、司法が敵対勢力への政治的道具と化し、そして国家安全法の到来という経過を経てきました。一部のデモ参加者のなかには疲労感も出始めていますが、みなさん、雨傘運動以降のことを思いだせば、それほど悲観的になる必要もとおもいます。大規模な行動は減ってしまいましたが、初心を忘れずに運動を継続すれば、いずれの日にかまた民衆の力が爆発するでしょう。2019年以前は香港で100万人を超えるようなデモはありませんでした。いったん火の付いた闘いの炎は消し去ることはできません。そして次の炎はさらに激しく燃えあがるでしょう。

面對暴政,冷靜沉著永遠是首要的。在這一場仗裡,很多從未有政治經驗的香港人第一次走上了街頭,要學習和共同成長的路還很漫長。這段時間,我們看到香港人的衝勁和毅力,同時也看到很多不完美的地方。在反送中初期,我們曾經在“兄弟爬山”的號召下發揮了團結包容的力量,包括對新移民和大陸手足。

暴政をまえに、冷静に落ち着くことこそが、いつの時代でも必要です。今回の運動では、初めて街頭に出たという政治的経験の少ない香港人がたくさんいました。闘いから学び共に成長する道は長く険しいでしょう。この運動は香港人の激しい闘争心や断固たる意志を示しました。同時に多くの欠点もみられました。昨年の運動がはじまったときには、「みんなで一緒に乗り越えよう」というスローガンで団結力と包容力をしめしました。そこには中国からの新移民や中国国内の仲間も含まれていたからです。

但在武漢肺炎爆發後,少部分的右翼份子趁機煽動排斥新移民和中國人的情緒,希望借助全球在疫情下排華的情緒去達到撼動中共政權的目的。某些新移民和大陸手足因此感受被排擠在群體之外,對此,我們深感失望。“兄弟爬山”背後隱藏的左右翼的政治形態的拉扯,來到這個時候終於還是要面對的。美國的Black Lives Matter運動,香港右翼再次企圖以荒謬的“敵人的敵人就是朋友”這種簡單二分化的論述,去說服香港示威者拒絕和美國示威者站在同一陣線。這再次讓我們感到失望。

しかし武漢発の新型コロナの感染拡大を契機として、一部の右翼が新移民や中国国内の仲間を排除する雰囲気を扇動し、世界的な感染拡大のなかで広がる嫌中意識を利用して、中国政権に圧力をかけようとする動きがありました。それによって一部の新移民や中国国内の仲間たちは運動圏から排除されることになりました。私たちはそのことを大変残念に思っています。「みんな一緒に」というスローガンの背後に隠されたイデオロギーによる引き回しは、いまこの時にこそ直視しなければならない問題になっています。アメリカのブラックライブズマター(黒人の命は大事だ)運動についても、香港の右翼はまたしても「敵の敵は味方だ」(中共の敵のトランプは味方で、それを攻撃するブラックライブズマターは間違っている)という単純な二分法的によって、香港人がブラックライブズマターに連帯する道を閉ざそうとしたことを、私たちは残念に思います。

儘管在這場右翼主導的社會運動裡,左翼的聲音一直非常薄弱。但我們絕對堅持與世界各地受壓迫的人民站在同一陣線。過去這一年,相比很多地方同樣水深火熱的弱勢群體,比如羅興亞難民,香港人得到的國際關注已經很多。我們要記得這份恩惠,同時懷抱同理心去回報同樣是受害者的世界各地的群眾。我們的盟友,永遠都應該是群眾,而不是任何一個政權。目前無論是在香港或是美國,企圖為Black Lives Matter和反送中運動做鏈接者都在兩地遭到抹K和中傷,但無國界社運會堅持做對的事,召喚大家不要被恐懼、哀傷、情緒所左右。只有維持理性,懷抱同理心,香港人才有可能繼續獲得世界各地的支持,達到長遠的勝利。

右翼がイニシアチブをとるこの社会運動のなかで、左翼の声は非常に弱いものです。しかし私たちは世界各地で抑圧される民衆の側に立つというスタンスを堅持します。この一年のあいだ、たとえばロヒンギャ難民たちのように、世界各地で悲惨な状況に置かれた人々にくらべ、香港に対する国際社会の関心はきわめて大きなものでした。わたしたちは自分たち受けた過分な恩恵と同じように、私たち自身も、世界各地で被害を受ける民衆に関心と共感を持ち、支援することを忘れてはなりません。私たちが盟友とするのは民衆であり、どこかの国の政府ではありません。いま香港やアメリカでは、香港デモとブラックライブズマター運動をつなげようとする人々にレッテルを貼り、中傷しようとする動きがありますが、私たち「無國界社運BORDERLESS MOVEMENT」(ボーダレス・ムーブメント)は正しい取り組みを放棄することなく、人々に対して、恐れたり落胆したりせず、一時の感情に流されないよう呼びかけていきます。理性を維持し、共感を抱くこと、これこそ香港人が今後も世界からの支援を獲得するために必要なことであり、遠い将来の勝利への道です。

最後,請容許我代表香港人感謝日本朋友對我們的支持。希望以後我們有機會將日本同樣需要被關心的議題,如沖繩美軍基地的抗爭,帶給香港人。慚愧地,目前我們在這方面做得不好,還有很多努力的空間。感恩日本及世界各地的朋友願意與我們同行。

最後になりましたが、日本の友人たちによる支援に感謝します。たとえば沖縄の米軍基地に対する闘いのように、日本でも同じように国際的な関心が必要になるテーマを香港にも伝えていきたいと思います。残念なことに私たちの力は微力であまりお役に立てませんが、努力したいと思います。日本と世界の友人たちが私たちとともにあることに感謝します。

陳怡(チェン・イー)、區龍宇(アウ・ロンユー)およびBORDERLESS MOVEMENT一同

無國界社運BORDERLESS MOVEMENT https://borderless-hk.com/
posted by attaction at 20:32 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月29日

★民主人權無國界變革香港、中國、日本和世界的站街宣傳行動

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★民主人權無國界 變革香港、中國、日本和世界的站街宣傳行動

◎2020年日(三)19點鐘〜20點鐘(小雨无阻)
◎香港経済貿易代表處(九段下、市ヶ谷地鐵站10分 地圖
◎主辦 Fight for Hong Kong 2020
(聯繫團體 attac首都圏 http://attaction.seesaa.net/


7月1日----自1997年主權移交以來,香港人每年都堅持遊行。

1997年,港英政府正式解散的第一天,香港人抱著期待和不安的心情走上街頭,遊行隊伍高舉「建設民主中國」的標語。

2003年,戰勝非典型肺炎(SARS)的50萬香港人佈滿街頭,發出反對基本法23條的吼聲。

2014年,繼反對新界東北撥款的過百名示威者靜坐並衝擊立法會後,有51萬香港人參加七一遊行,並要求落實雙普選。然後還發起了爭取雙普選的雨傘運動。

去年七一,反送中的55萬香港人湧上街頭,大批青年衝擊並短暫佔領立法會。這一年以來「光復香港,時代革命」的呼聲從香港傳播到全球各地。

今年七一,急得跳腳的中共當局,忽視港人治港的立法程序,強行制定港版國安法。

日美政府為首的G7雖然發出了聯合聲明,可是我們堅決與追求自由的香港人,和在中國巨大監視機器社會內生活並努力爭取民主的中國人站在一起。我們也與反對仇視LGBTQ+和外國人,Black Lives Matter(K人命也是命)等全球各地爭取人權的人士,以及爭取改變疫情蕭條和氣候變遷等反全球資本主義的日本和世界各地的朋友們站在一起。

民主人權無國界。主權不在國家,在於民眾。我們與所有反抗壓迫的人們站在一起。
タグ:香港
posted by attaction at 21:16 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月25日

★7・1 民主と人権に国境はない 香港と中国、日本と世界の変革のためのスタンディング

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▲香港・獅子山に掲げられた「7・1は街頭で悪法に抵抗せよ」の巨大バナー

★7・1 民主と人権に国境はない 香港と中国、日本と世界の変革のためのスタンディング

◎2020年日(水)19時〜20時(小雨決行)
◎香港経済貿易代表部(九段下駅、市ヶ谷駅から徒歩10分 → 地図
◎呼びかけ Fight for Hong Kong 2020(連絡先 attac首都圏)


7月1日――香港では1997年の主権移譲の年から休日になり、市民は毎年デモを続けてきた。

23年前の1997年、民主的議会の解散とともに迎えた「香港返還」の初日、期待と不安を抱えたデモ隊は「民主中国」のスローガンを掲げた。

17年前の2003年、SARSコロナウイルスの脅威を乗り越えた香港市民50万人が街頭を埋め、国家安全の脅威に対処する香港基本法23条制定に反対の声を上げた。

6年前の2014年、郊外の農村開発に反対する農家や若者ら100名が立法会に突入して座り込み闘争に続いた7・1デモは、行政長官と議会の民主的選挙の実施を求める51万人の市民らが参加。その年の秋には、民主的選挙を求める直接行動「雨傘運動」が花開いた。

1年前の2019年、逃亡犯送還条例に反対する55万人のデモ隊が街頭を埋め、多数の青年たちが立法会に突入した。この一年のあいだ「光復香港、時代革命」の声は香港から世界にこだました。業を煮やした中国政府は香港での立法手続きを無視し、香港版国家安全法を7月1日までに制定しようとしている。

日米政府をはじめとするG7の共同声明も出たが、私たちは自由を求める香港の人々、巨大な監視社会と化した中国の民主化をもとめる中国の人々の側に立つとともに、LGBTQ+や外国人への差別、ブラックライブズマターといった各国・各地での人権問題に取り組み、コロナ恐慌や気候変動といったグローバル資本主義を変革しようとする日本と世界の変革をもとめる人々とともに立つ。

民主主義と人権に国境はない。主権は国家ではなく民衆にある。抑圧に抵抗するすべての人々とともに。
posted by attaction at 11:22 | 人権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月31日

【attac公共サービス研究会】新型コロナが明らかにした社会のほころびを繕うハウジングファーストの活動からみえた都政の課題

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attac公共サービス研究会(6月1日)
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新型コロナが明らかにした社会のほころびを繕う
ハウジングファーストの活動からみえた都政の課題


お話し ● 稲葉剛さん(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)

日 時:日(月)19時〜20時
会 場:ピープルズプラン研究所
参加費:500円
 ※要申し込み

 コロナウイルスは、日本社会のほころびを明らかにしました。

 経済活動の縮小は、弱者を容赦なく社会からふるい落としました。緊急事態宣言以降、ネットカフェから仕事に通っていた
人たちが、派遣で何とか暮らしていた人たちが、屋根を失い、仕事を失い、路上に放り出されました。

 これら追い詰められた人たちに東京都が用意したのは民間の簡易宿泊所でした。感染拡大を防ぐはずの緊急事態宣言により住む場所を失った人が、感染の温床になりそうな簡易宿泊所に押し込められる。「ステイホーム」と言いながら、自らの政策により居場所を奪い路上に放りだし恥じることがない。これが今の都政の本当の姿です。

 その冷たい都政の扉をこじ開けたのが、ハウジングファーストを提唱して地道に活動を続けてこられた稲葉さんたちのソーシャルアクションです。屋根を、仕事を失った人たちにビジネスホテルの利用を都に認めさせました。稲葉さんが見て、感じてきた東京都の冷たさを、都知事選を前に語っていただきます。そして今の都政に欠けているものを、共に考える時間にしたいと思います。

※ 感染拡大防止の観点から会場参加は20人に限定します。attac_ps@protonmail.comまでお申し込みください。後日、事務局から参加当選の連絡を差し上げます。直接会場に来られても参加できません。
※ ウェブ中継も予定しています。URLなどはattac首都圏のブログなどでお知らせします。Twitter(@attac_jp_metro)でも質問を受け付けます。

主催●attac公共サービス研究会
公共サービスを市場から労働者・市民の側に取り戻そう
attac_ps@protonmail.com


posted by attaction at 23:47 | 公共サービス、反民営化、労働 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする